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健康保険法の改正により、平成28年4月1日から傷病手当金の計算方法が変わりました。標準報酬日額の計算方法が「支給開始日」の属する月以前の直近の継続した12ヵ月間の各月の標準報酬月額を平均した額で算定されます。

「支給開始日」とは、実際に傷病手当金の支給が開始された日のことです。

●支給開始日以前にカシオ健保で12ヵ月の標準報酬月額がある場合

＜1日あたりの支給額＞

（支給開始日以前の直近12ヵ月間の標準報酬月額の平均額）÷30 × 80％

●支給開始日以前のカシオ健保の加入期間が12ヵ月に満たない場合

＜1日あたりの支給額＞

次の�@、�Aのいずれか少ない方の額

�@ （支給開始日以前の直近の継続した各月の標準報酬月額の平均額）÷ 30 × 80％

�A  支給開始日前年度の9月末における全被保険者の標準報酬月額の平均額（＊） ÷ 30 × 80％

●支給例 傷病手当金の支給開始日がＨ28年6月1日の場合

支給開始日以前の直近12ヵ月間（Ｈ27年7月〜Ｈ28年6月）の標準報酬月額の平均　

1. 標準報酬月額の平均額
   （340千円 × 2ヵ月 ＋ 300千円 × 10ヵ月） ÷ 12ヵ月 ＝ 306,666.66･･･
    306,666.66･･･ ÷ 30 ＝ 10,222.22･･･ ≒ 10,220円 （10円未満四捨五入）
2. 1日あたりの支給額
    10,220円 × 80％ ＝ 8,176円