高額な薬剤や医療の高度化により、医療費はアップしつづけています。また、高齢者の医療を支えるための納付金により、健保組合は厳しい財政状況を強いられています。私たちの家計を守るため、また、健保財政をこれ以上悪化させないためにも医療費の節約にご協力お願いします。
医療機関のサービスが多様化し、平日の夜間や土曜・日曜に診療をしてくれるクリニックが増えてきました。しかし、夜間や休日などは、ぐっと料金が加算されるのをご存知ですか?診療時間内でも18時以降は割増料金がかかります!緊急時以外は、割増のない診療時間の受診を心がけましょう。
初診料(医科) 6歳以上2,820円/6歳未満3,570円
時間外だと割増料金がかかるのは病院・クリニックだけだと思っていませんか?
実は調剤薬局でも、薬を受け取る時間によっては営業時間内でも割増料金がかかっています。
※以下のケースはあくまで一例です。詳細はかかりつけの薬局にご確認ください。
12月29日〜1月3日は、曜日に かかわらず休日として加算が適用されます。
できるだけ12月28日までに薬局に行くようにしましょう。
※年間を通して処方せんの有効期限は、発行日含め4日間です!
的確な治療を受けるには、医師としっかりコミュニケーションをとることが大切です。自覚症状や病歴など、自分の症状をしっかり伝えるために、予めメモを用意しておきましょう。
同時期に同じ病気でいくつもの医療機関にかかると、検査や薬が重複し、身体も財布も負担が大きくなります。
紹介状もなしに大きな病院にかかると、健康保険が適用されない特別料金がかかることをご存知ですか?
病院によっては5,000円以上かかるところもあり、意外な出費になります。また、検査なども大掛かりになりがちで、診療所などと比べて、出費がかさみます。
まずはかかりつけ医を受診しましょう。本格的な検査や治療が必要なときは紹介状を書いてもらえます。紹介状をもって大病院に行けば、特別料金を加算されることはありません。大病院でしかできない治療が終わったら、またかかりつけ医へ戻り、定期的に通院しながら経過を管理してもらうのがよい方法です。
子どもの医療費は、自治体による医療費助成制度のおかげで窓口負担が無料となるケースが増えてきました。一見、自治体がすべて負担しているように見えるものは自己負担の部分だけです。残りは健康保険組合が大半(7〜8割)を負担しており実際には安くありません。さらに、6歳未満の子どもは時間外料金などが大人よりも高く※なります。安いからといって、むやみに受診するのは控えましょう。
夜間や休日に子どもが急な病気で受診を迷ったときはまず電話相談やウェブサイトを利用しましょう。医師等から病気の対処法や通院の判断などのアドバイスがもらえるので、ムダな割増料金の節約にもつながります。
※ | 6歳未満の初診料は3,570円。時間外加算は2,000円、休日加算は3,650円、深夜加算は6,950円です。 |
※ | 小学校就学前までは自己負担2割です。 |
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